1: :2014/05/22(木)14:02:28 ID:
思い出す事があったんで良かったら聞いてくれ
俺は小学生の時にいじめられていたし
中学でもいじめられたくなかったんだけど
何せめちゃくちゃ中学校が近かったもんだからそこに通う事になってた
あんまりヤンキーとか関わりにならないよう
平穏な中学生活を送ろうと心の中で決心して俺は通い始めた
本当にヤンキーで、制服をダラダラ着てたり
中にはほぼ私服の奴がいたりした
本当関わりになりたくないと思っていたが
部活は絶対入らなくちゃいけない制度だったので
俺は体験入部にも行かず美術部で届けを出したんだ
それが俺の中学生活がめちゃくちゃになった原因だった
先生は意外そうな顔で俺をみてた気がする
先生は
「おまえ、美術部でいいんか?大丈夫?」と念を押してた
俺は何の疑問も思わず
「はい、美術部が良いんです」
とか言って見事入部が決まった。
先生に
「とりあえず来週の月曜の放課後美術室においで」
と言われた
俺は初めての部活に緊張しながらも
「まぁ俺と同じような地味な人たちがいるんだろう
漫画書いたり、漫画読んだりゲームの話で仲良くなろう」
などと考えていたわけだ
だが違った
異変に気づいたのは廊下を歩いてた時だ
明らかに私服みたいな格好のヤンキーが美術室に入っていく
しかも三人くらい
俺は補習とかなのかなとか
まさか美術部じゃねぇだろとか思いながら美術室のドアの前まで来た
本当ヤンキーが騒いでる音が聞こえる
俺はつばを呑んで扉をあけた
一瞬静かな空気が流れた
「お前か!!新入部員は!!!!」
と奥の方で机に座ってた色とりどりのズボンを履いて
なんかチェーンをじゃらじゃらさせてるヤンキーが叫んだ
俺はびびって
「ひゃあああい」とか言ってた
まじめそうなさわやかな先輩が
「びびってるだろ!大声だすなよ!」とか言って俺の前にたった
「ここが美術部だよ、名前は?」
「あ、え、あ、俺です」
「俺くん!美術部にようこそ!」
まじめそうな先輩が席に着くように促してくれた
そして椅子に座るとヤンキーに囲まれる俺
7人の先輩に囲まれ本当にちびりそうだった
で質問攻めにあうんだが
「彼女いる?」とか
「音楽なにすき?」とか
「ゲームやる?」とか
「漫画は?」とか
なんか集中砲火だったから何も答えられずに
あわあわしてた
「まぁとりあえず体験入部も来てないし美術部の説明をしよう」
と先輩方に提案をし
真面目そうな先輩が黒板の前にたった
まじめ「部長、説明して」
ジャラジャラ「うす!」
俺は意外すぎて
「えぇええ?」とか言っちゃって周りの先輩に笑われた
俺「は、はい!」
じゃらじゃら「えー美術部の活動について説明するんだけど!!
えっと平日は毎日部活あります!
終わり時間は一応6時!で8時まで残って良いって先生がいってくれてる!
で、朝は7時から部室(美術室)開けてるから!合鍵後でわたすわ!
とりあえず一番先に来た人が部室をあけること!以上!」
俺「?え?ええ?えと」
真面目「困ってんじゃん、活動の内容教えろよ」
先輩方「説明へたすぎだろ」
じゃらじゃら「だあああ、わああったよ!!!
えっとこの美術部は基本的にガチで美術やるから!!よろしくね!!」
俺はまったくついていけてなかった
>>11 ヤンキー「やっぱデュシャンやべーわー」だった
真面目「えっと美術にもいろいろあると思うんだけど
この美術部は正真正銘美術をやります
もっとわかりやすく言うと作品をつくるんだ
で、まぁ詳しい話になっちゃうんだけど
現代美術って言う一番新しい美術をやる部活って事ね」
じゃらじゃら「まじ美術はんぱねぇーから!」
俺「あ、えっと」
実質真面目が部長なんだと悟った
ジャラジャラ「そーだった!えっとみんなの自己紹介をかねて
どんな作品つくってるとか言ってもらいまーす」
俺「は、はぁ。」
ジャラジャラ「まずは俺!the俺!俺は絵を描いてます。
絵と言ってもこういう感じのPOPな感じの絵です」
写真をパラパラ見せてくれる
じゃらじゃら「どーよかっこいいっしょ
で、まぁなんかナイキとか、マクドとかのそういうゴミとか箱とか
張ったりしてます!」
俺はさっぱりついていけんかった
俺が自己紹介する番になった
「あ、えっと俺って言います。
あの現代美術とかちょっとわからないんですけど
精一杯頑張ります、よろしくお願いします」
そんな感じで初日は終わった。
帰り際に部長に
「明日朝からこいよー!!」って言われて
正直しんどいなぁとか
なんで朝からやるんだとか
本当なんでこんな事にとか思ってました
もう既に先輩方が揃っていて驚いた
みんな絵をかいたり粘度いじったりしてて
俺は何をしていいかわからないまま
先輩たちの様子をみてた
寡黙な感じの頭をワックスでツンツンさせた先輩が
俺に近寄ってきた
ツンツン「何か作らないのか」
俺「正直どうしていいかさっぱりで」
ツンツン「そうか」
俺「はい…」
ツンツン「放課後、部室くる前に俺のとこ来い。終わったら体育館裏で集合だ。」
俺「・・・・・」
全俺が恐怖した
ちょっとタバコすってくる
一定の間合いを取りつつ何時でも逃げられるようにしていると
ツンツン先輩は地面の方を指差しながら
ツンツン「ピーマンとネギ」
ツンツン「夏に素麺食べるんだ」
ツンツン「あとバジルも育てようと思う」
俺は何を言ってるのか
そしてこの人は何を俺にしたいのかさっぱりだった
俺「いや嫌いではないですけど、どうしていいかわからないです」
ツンツン「わかった」
そう言ってついてこい的なジェスチャーをして歩き始めた
ツンツン「ゲーム好きか?」
俺「あ、好きです」
ツンツン「スマブラできるか?」
俺「あ、できます」
ツンツン「そうか」
そう言うと美術教官室につれていかれた
ひとりの先輩が64をやってた
ツンツン「スマブラ」
64さん「おーけ!」
そういうとスマブラを起動して
俺にコントローラーを渡し
64さんはネスを選んだ
俺はカービィとか選んでたと思う
64さん「本気でかかってきて」
俺「は、はい。」
俺は別にスマブラとかそんなうまくなかったけど
精一杯頑張ろうと思った
俺を投げては下に突き落とす流れ作業のような試合だった
64さん「今のは良くない例ね」
俺「あ、はぁ」
次に64さんはルイージを選ぶ
俺はファルコンを選んだ
ボロボロに負けた
だけどさっきの試合とは何か違った
64さん「どっちも負けたけどどうだった?」
俺「あ、後半の方が楽しかったです」
64さん「だろ?」
俺「は、はぁ」
勝つ事は重要だけどよ
その勝ち方ってのがもっと重要なんだわ、わかる?」
俺「まぁ、なんとなく」
64さん「後半の方が美しかったじゃん。
俺ルイージ好きなんだけどよぉ
ルイージで格好良く勝ちたいんだわ」
俺「はい」
64さん「いかに格好良く勝つか。これよ。つまり。」
俺「はぁい…」
64さん「わっかんねぇーかなぁー、前半は勝ったけど全然美しくなかったじゃんよ
でも後半は、『俺君』とちゃんと闘ってたし、かっこ良かったと思うわけ!」
64さん「いいか!ゲームにも美学がいるんだよ!!わかる?
強いキャラで強い攻撃ばっかしてるのなんて格好良くないんだよ
ハメなんて全然楽しくない!
好きなキャラで格好良く勝つ、もしくは格好良く負ける!これがゲームの良い所だとおもうわけ!!」
俺「な、なるほどー」
64さん「格好良く勝ったり負けるのは芸術だと思う訳よ。
だから俺は正々堂々学校で美術部としてゲームをするわけだ!!」
ツンツン「そう言う事だ」
俺「そう言う事なんですね!(全然わかんねぇええええええ)」
後から気づいたんだけど
まぁどんな形であれ芸術にしよーってのがこの美術部なんだって事だったと思う
で、まぁ部活の事全部話したらきりが無いので
面白かったり嬉しかったりした事件とかについて話してこうと思う
部活に入って2週間くらいたって
先輩達からプレゼントを貰った事があった。
それは黒いツナギだった。
先輩達は自分でツナギやら作業着を持ってきてたんだけど
俺が初の後輩だったっていうのもあって嬉しくてくれたらしい
俺もすごく嬉しかった
みんな作業着を来てる中に俺1人制服だったから
これで仲間になった気がした
はやく先輩達みたくツナギが汚れていって
ボロボロになったり、いっぱいペンキやら色とりどりのツナギになってほしいって思ってた
そんなある日
っていうか実は中学に入って最初もそのままいじめられてた
まぁ上履きを隠されたりとか、キモイって言われたりとかね
ある時ツナギを隠された
俺はクラスのロッカーに入れてたんだけど
それがどこ探してもなかった
先輩に申し訳なくて
そのまま部活行ったらバレちゃうから
今日は委員があって遅くなるって嘘ついて
放課後1人で探してた
でもやっぱりどこ探しても無かった
その日は部活に行かなかった
次の日
俺は部活に制服で行った
先輩にはツナギ洗濯したんだけど乾いてなかったと伝えた
期待
とか言ってた
真面目先輩「お前はたまには洗えよ」って突っ込んでた
で、その日俺はちょっと用事があるとか言って
ツナギをまた探してたんだ
でも結局その日も見つからなかった
そしたら次の日の昼休み
ジャラジャラ先輩が俺の教室に来た
「俺ちゃんいるーーー!?」
相変わらず騒々しい声で
俺「どうしたんですか先輩」
ジャラジャラ「もー、俺たちのプレゼントしたツナギ落としちゃ駄目よ★」
と言って俺のツナギを持ってきてくれた
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